人力山荘
2010年5月14日(金)
人力山荘に行った。
仕事仲間で友人のロバ中山氏が所有する築100年超の古民家だ。
東京・奥多摩の山奥にある。ときどき猿が出る。
土地の広さは約100坪あり、購入価格はたったの200万円という破格の物件である。
まあ、安い物件には訳があるものだが、確かにある。詳しくは書かない。
この古民家を改装しているので、ときどき手伝いに行く。
いつも昼くらいに作業が始まる。
夕方には奥多摩の山並みを眺めながら、バーベキューとビールということになる。
で、翌日には現場監督の中山氏は大抵二日酔いである。
だから、実は作業は遅々としたもので、なかなか進まないのである。
今回もちょっと漆喰で壁を塗って、それで終わってしまった。
それよりも何かの拍子で家の扉が壊れてしまい余計な作業が増えた。
何か、進むより、後退したような感じだ。
まだ、当分完成しそうにない。
でも、それでいい。
大人の遊び場なので、完成してしまったらつまらない。
“つくる”という作業は楽しい。
人力山荘については「人力山荘開発日記」に詳しい。「田舎暮らしの本」で連載もしている。