ウリハムシ
2010年6月17日(木)
雨が降り、気温がぐっとあがった。
夏至が近くなり、日が延びた。
それで菜園の作物たちはこれまでになく急激に生長をはじめた。
特にカボチャはすさまじい。
1日でツルが10cmか、それ以上伸びているのではないか。
狭い菜園で傍若無人の振る舞いである。
葉っぱを見ると、コガネムシのようだけど、それよりははるかに小さい、米粒ほどのムシが付いている。
ウリハムシという(写真上)。ウリ科の作物に付く葉虫だから、そういう名前だ。
葉虫というのは、まあ、昆虫の総称である。
ウリバエともいう。といってもまったくハエらしくはない。
食事の仕方が器用だ。きれいな円を描いて葉を食べるのだ(写真下)。
むやみやたらと食い散らかすというのではない。
また、よく飛ぶ。しかし、飛び方も何かヨレヨレとしていて、とてもスローで、簡単に手ではたき落とせる。
害虫だが、その行動といい、小さな丸い目とチョンと延びた触覚になんとなく愛嬌があるムシだ。