農地転用
2011年1月23日(日)

IMG_2314.JPG ↑ 手に入れた古い家は300坪の敷地に建つ。
 ある程度広い土地が欲しかったので、家探しをするときに、少なくともこれくらいの広さは欲しいと思っていた。
 いろいろ見た物件の中には500坪とか1000坪というものもあったが、場所や建物の具合や予算とのバランスなどを総合的に考えた結果、この物件に落ちいついた。
 購入には、ちょっと手間がいった。
 というのは、この土地、300坪のうち半分の150坪は宅地なので、すんなりと手続きが進んだのだが、残りの150坪は農地だった。
 宅地とか、農地(正確には田と畑)とかいうのは、登記法上の土地の用途のことだ。ほかに山林や雑種地、原野など、いろいろとある。
 基本的に農地は、職業としての農家じゃないと手に入れることができない。
 農家ではない人が手に入れるには、何か特別な理由がないといけない。
 証拠となる書類等を持って行政を納得させなくてはいけない。
 ただ広い土地が欲しいというだけでは理由にならない。
 すでに150坪の土地に家が建っていて、あと150坪も何のために必要なのか、ということだ。たとえば資材置き場だとか、店舗をやるとか、駐車場にするとか。
 私の場合、自営業なので自宅とは別に仕事場をつくるという理由でその申請をした。
 すぐにとはいかないが、今ある古い家の修復を終えたら、セルフビルドでそれを建ててやろうと考えている。
 それにしても、この農地転用には時間がかった。半年以上を要した。費用もそれなりに。