水道の問題 その3
2011年2月7日(月)
厚生労働省の資料による平成20年度の全国の水道普及率は97.5%である。
都道府県別にみると、東京、大阪、沖縄が100%で、熊本の85.9%というのが最も低い。
我が古家のある茨城県はというと92.0%。これは全国で43番目という低さである。
そして、その茨城県の水道の通っていない8%に我が家があるのである。
ほんの数十m先までは管が来ているというのに。
不動産屋は当初、「全額負担で井戸を掘ります」と言った。
まあ、それでもいいか、と思った。
水道代もかからない。
仮に水道を新たに引くとすると、水道使用の加入金というのがかかる。
我が街では、一般的な家庭で使用する口径13mmの菅で12万6000円、20mmの菅で18万9000円もするのだ。
井戸でいいじゃん。全額負担で掘ってくれるんだし(30~50万円くらいかかる。ポンプが必要だからさらに10万円だ)。
しかし、ツレが反対した。
万が一、井戸が枯れたり、汚染されたりしたら、困るというわけだ。
エコキュートも井戸では推奨されないらしい(我が家に付く予定はないが)。
そもそも重要事項説明書にあるのは水道で、物件の料金もそれを加味したものなのだから、話が違ってくる、というのもある。
確かにそうだ。
と、いうわけで、話が長くなるので、つづく。