ブロックを積む
2012年2月12日(日)
コンクリートのベタ基礎の上にブロックを積んで基礎の立ち上がりとします。
遣り方で基礎の周囲を囲んだ板に、水糸を張って高さやコーナーの垂直を見ます(写真上)。
正確に行わなくてはいけない作業ですが、ズレました……。
高さは、きれいに水平が出たものの、コーナーの垂直がずれてしまいました。
仕方がないので、土台で垂直を取ることにします。
基礎の立ち上がりから少しずれて土台が乗ることになるわけです(写真中上)。
まあ、乗ればいいんですよ。乗れば。
この小屋は風呂、トイレ、洗面所となるので、排水管を設置します。
これは浄化槽の補助金の期限の問題があったので、設備屋さんにお願いしました(写真中下)。
ちなみに、この日は2011年3月11日でした。
我が家は茨城県の中央部に位置しています。
昭和21年築の古家です。
決して立派な家ではありません。ボロいです。
部屋で飛び跳ねたら家が揺れます。
強風でも揺れます。
大人が力を入れて柱を押しても揺れます。
たぶん、横綱が張り手をしたら、倒れると思います。
家屋は束石の上に乗っているだけで、固定されていません。
だから、絶対潰れると思いました。引っ越し早々……。
ところが瓦一枚落ちなかったんです。漆喰の壁にひびも入りませんでした。
周りの家は、塀が倒れ、瓦が落ち、壁が崩れ、という状況ですよ。
伝統工法の昔の家って強いんですね。
家屋が揺れに耐えようとするのではなくて、地面と一緒に揺れて力を逃がしてしまうような感じです。
話がそれましたが、基礎部分は写真のように出来あがりました(写真下)。
ブロックの上に土台を乗せたところです。